2020年版!アメリカ・カナダのスタバ ミルクの種類
Hi there! This is Amy☺︎
今日はカナダのスターバックスでパートナーをしている私が、日本のスタバで働いていた経験を活かして北米のスタバのミルクについて日本と比較しながらご紹介します!
*ここで言う北米とは、カナダとアメリカ合衆国のことです。
旅行に行くときも、住んでいても、スタバは日本と同じメニューがあるから行くという方が多いのではないでしょうか?
メニューは北米のスタバのほうが段違いに多いのですが、実はミルクの種類も日本と違うんです…!
私の独断にみんなの意見を取り入れつつ、それぞれのミルクと相性の良いドリンクも紹介しますね。
1.そもそも“牛乳”が違う
カナダでは、スーパー等で一般的に売られている牛乳の種類の幅がかなり広いです。
ところで、旅行先で牛乳が美味しくない、濃厚じゃないなと感じたことはありませんか?ホテルの朝食や、スタバ等カフェで感じたこと、私はありました。
カナダに住んでみてその理由がわかったんです。
北米でレギュラーミルクとされるのは、日本で言う低脂肪乳のこと。そうなんです。脂肪分が少ないんですよ。
日本だと、濃厚な牛乳が美味しいとされ、牧場でしぼりたて!とか、濃くクリーミーなソフトクリームが贅沢〜!な風潮がありますよね。実際、私自身濃い目のほうが好きです。
日本で一般的に売られている牛乳は乳脂肪分3%以上のものが牛乳と定義されているようです。
で、北米で売られている一般的な牛乳は2%。そりゃ美味しくないと感じるわけですよ。
私がよく買うavalonという会社の牛乳は瓶入りで、空き瓶を購入したスーパー等に持っていくと瓶代を返してくれます。
ちなみに日本のスーパーでよく見るこちらの牛乳、乳脂肪分3.5%だそうです。
北米で売られている牛乳の中で私が試してみてもっとも近いと感じたのは、Whole milk と呼ばれるものでした。
ホールミルクでも、少し薄いような…笑 会社によります。
2.日本のスタバのミルク
日本のスタバはミルク類はほとんどスターバックスオリジナルです。
エスプレッソと合うように調整されたものを使っているんです。
2−1.レギュラーミルク
一般的に使われるミルクですね。お客様から特に申し出がない場合は、こちらのレギュラーミルクを使ってドリンクを作っています。フラペチーノもこのミルクで作ります。
2−2.無脂肪(ノンファット)ミルク
ノンファットはその名の通り脂肪分が除去されたミルクのことで、中身を出すとサラサラとしていて色も牛乳のように真っ白ではなく、透明感があります。脂肪分が減るのでカロリーは控えたいけれどラテやフラペチーノが飲みたいときはこちらがおすすめです。ただし、味も変わるのでそこは自己判断で…
個人的に私はエスプレッソドリンクにはあまり合わない気がします。(好きな方ごめんなさい、あくまで私の好みの問題です)一部のプロモーションビバレッジには、ノンファットが一番美味しい!と感じることもありました。
2−3.低脂肪タイプの(2%)ミルク
日本のスタバには低脂肪ミルクはありません。でも、低脂肪“タイプ”のミルクなら“作れます”。
というのも、レギュラーミルクと無脂肪ミルクを半々にして“低脂肪タイプのミルク”としているんですね。意外と知らない方多いのではないでしょうか。
ドリンクを作るごとに半々にするので計ったりはしません。ですから、バリスタによって多少ミルクとミルクの量に差が出ていると思います。
私みたいに、エスプレッソドリンクに無脂肪ミルクは好きじゃないけれどカロリーが気になる方はこちらがおすすめです。
2−4.ソイミルク
パートナー人気一番高いのが、ソイミルクではないでしょうか。みんなだいすきソイミルクです。フラペチーノもエスプレッソドリンクも、ティー系もなんでもソイにしたがります。しまいにはソイミルクにバニラシロップだけで飲んだりします(私も好き)。笑
ただし、スタバのソイミルクって上に書いてきたどのミルクよりカロリーが高いので、気になる方は気をつけてくださいね〜!
2−5.ブレべ(ブラベ)ミルク
これは、レギュラーミルクとホイップクリーム用ミルクを半々にして作るミルクです。ホイップ用ミルクを使うのでもちろん脂肪分は格段に高いですが、その分濃い味わいにもなります。
冬のなるとオーダー率が上がりますね〜。フラペチーノに使うとアイスクリームに近づきます。
余談ですがブレべに使った器具はその脂肪分の高さから水だけでは洗い流せなくなるので、洗浄済みの器具と取り替えなければなりません。ですから混雑時にこのオーダーが入ると、場合によってはパートナー一同「…。」 となります。すみません。ww
3.北米のスタバのミルク
北米スタバのミルクも、一部はスターバックスオリジナルです☆
牛乳が4L入りなのでめちゃめちゃ重いのが難あり…
3−1.レギュラーミルク
2%ミルクのことです。日本のスタバでは低脂肪タイプのミルクのことを2%って呼ぶのですが、ここから来ているのだろうなと思います。通常のドリンクに使われているミルクです。
3−2.ノンファット(スキニー)ミルク
ノンファットと言われますが時々スキニーと呼ぶお客さんもいますね。スキニーラテって言われると一瞬???となります。
ドリンク名を言った後、*with nonfat milk, please. で伝わります。
3−3.1%(ローファット)ミルク
日本と同じで、レギュラーミルクとノンファットミルクを混ぜたものが1%ミルクとされています。北米でも“低脂肪タイプ”ということですね。
ドリンク名を言った後、*with 1% milk, please. で伝わります。
3−4.ホールミルク
フラペチーノとフラットホワイトに使われるミルクです。乳脂肪分がレギュラーミルクよりも多く、少し濃厚な味わいになります。日本の牛乳が好きな方は、カスタマイズでホールミルクと伝えると日本の味に近づきますよ!
日本人にはどのドリンクを選ぶにも、このミルクが一番オススメです。
ドリンク名を言った後、*with whole milk, please. で伝わります。
3−5.ソイミルク
日本のスタバのソイミルクに慣れていると、ほんっとうに衝撃を受けるくらい美味しくないです。ww
スターバックスオリジナルなのですが全然甘みないし、大豆感が強い。私が何度か試してみて発見したのが、ホットチョコレート(日本で言うココアのこと)またはカフェモカには合います。
私のお気に入りドリンクの一つが、ホットチョコレート→ソイ変更・バニラシロップなし・ホイップなしです!
ドリンク名を言った後、*with soy milk, please. で伝わります。
私のお気に入りドリンクは、*hot chocolate with soy milk, no whip cream, no vanilla, please. で伝わります。
3−6.アーモンドミルク
スターバックスオリジナル。ただこれもなかなかクセのあるミルクなんですよ…こちらの方は普通にラテとかで飲まれてますが、日本のスタバで一時期出していたアーモンドミルクを想像して飲むとびっくりしてしまうと思いますww
こちらも味の濃いホットチョコレートやカフェモカなら美味しくいただけます。
ドリンク名を言った後、*with almond milk, please. で伝わります。
3−7.ココナッツミルク
スターバックスオリジナル。日本ではスタバのみならず、なかなかお目にかかることが少ないココナッツミルクですが、逆にこちらのカフェにはたいてい置いています。
トロンとしていてミルク自体が甘く、ココナッツ特有のあまったるーい香りもします。苦手な方は苦手だろうなという印象。
こちらの若者の間で密かに人気なのが、抹茶ティーラテのココナッツミルク変更です。試してみたい方はぜひ。
ドリンク名を言った後、*with coconut milk, please. で伝わります。
3−8.ブレべ(ブラベ)ミルク
こちらで言うブレべは、もともとコーヒーに入れるクリームとして用意されている、half&halfという紙パックのものを使っています。まあ要するに、乳脂肪分はホイップクリーム用の次に高いというわけです。
ドリンク名を言った後、*with breve milk, please. で伝わります。
3−9.オートミルク
これ、本当最近になってアメリカ合衆国のみで選べるようになったようで、カナダのスタバにはありません。アメリカに行く予定がある方はぜひ試してみてくださいね!
ドリンク名を言った後、*with oat milk, please. で伝わります。
4.まとめ
日本のスタバはピッチャー等の器具がミルクによって使い分けられていますが、こちらでは同じものを水ですすいで使いまわしています。アレルギーが心配な場合は、必ずレジで申し出てしっかり洗浄してあるものをつかってもらうようにしましょう。
*I have an allergy for milk/soy/coconut/almond/oat. Could you rinse the pitcher and the cloth well, please?で伝わります。
ちなみにですが、日本のスタバもこちらのスタバもアレルギー対応商品は扱っていません。あとは自己判断です。
さて、ミルクの比較だけでかなりのボリュームになってしまいました。笑
日本では楽しめない味をぜひ楽しんでください!!まだまだ日本と北米のスターバックスでは違いがたくさんあるので、今後も書いていこうと思います。
次回はバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の公式身分証明書である、BCIDと呼ばれるものについて発行の仕方も含め書きます。
See you soon!